夏の西沢渓谷(後編)
「西沢渓谷入り口」から「貞泉の滝」までの区間の【前編】に続き、「七ツ釜五段の滝」や「旧森林軌道」などのレポート後編です。
【西沢渓谷レポート・・・後編】
渓谷入り口をスタートして、1時間30分経過しました。
母胎淵↓
水流によって小石が渦を巻き、岩肌が侵食されて穴が開いたもので、このような見事の穴(甌穴)は、国内有数だとか。
遊歩道は一方通行なので、また前後の人の間隔が離れていると、ほとんど対面することはないです。
写真を撮っていると、どうしてもスローペースになりがちですが、それでも人と接した数は、10人弱です。
山の斜面にも所々に小さな水流が迎えてくれます。
カエル岩↓
方杖橋を渡ると、いよいよ西沢渓谷最大の滝「七ツ釜五段の滝」に到着します。
キタ━━━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━━━!!
これまでの景観とは一変して、深い森の中から絵画のよう滝が現れました!
さすが、日本の滝百選!
花崗岩を清流が浸食してできた天然の芸術!
滝の落差は50メートル。
通路から見る位置によって様々な表情が楽しめます。
誰も居ない今は、この場所を独占しているけど、紅葉時期には狭い通路が三脚軍団に陣取られて、さぞ大渋滞が起きそうですナ。
七ツ釜五段の滝を過ぎると、水辺に下りられる地点(下の写真:「この先水辺だよ」)があり、渓谷内で休憩やお弁当をとるには一番良さそうなロケーションでした。
お弁当を食べている人たちが居たので、写真は撮りませんでしたが・・。
渓谷コースの最後の滝「不動の滝」を過ぎると、西沢渓谷終点。
あとは、比較的平坦な林間道「旧森林軌道」を通って、駐車場まで戻りましょう。
こんな奥地に黒金山登山道入り口を発見。
この場所まで来るのに疲れるのに、ここから登山とは・・・
もちろん、登山方面に間違って進んではいけません。
「西沢渓谷入口」へ戻ります!
旧森林軌道は、かつてのトロッコ跡で、全長36Km、旧三富村から塩山駅に結ばれていました。
昭和8年から昭和43年まで、県有林の木材を搬出するために利用されていたようです。
大展望台からは、鶏冠山、木賊山、破風山、雁坂嶺など、2,000メートル級の山々を遠望できます。
しかし、目の前に木々が茂っているので、あまり開放的ではないかな。。
最後のキツネさん「にしざわけいこくたのしいな」登場!
この辺から歩き疲れの自己責任で、膝が痛くなってきたタイミングに
ナイスなキツネさん(´エ`;)
ゴールまで、残り4Km!
単調な林間コースだけに、植物を撮ってみたり・・・
カリスマ登山ブロガーの記事を真似して、毒っぽいキノコを撮ってみたり・・
スタート地点でもお目にかけた山の神様↓
鈴のかたちが一緒ですね。こちらの方が大きい。
展示されているトロッコ。
いよいよ終点です!
「近道」と記された急斜面の下山道を下りたら、膝にきてしまいました。
痛いっ。迂回していればよかった(;∀;)
西沢ゲートの小鳥さんに見送られ、12:30着。
駐車場をスタートして、西沢渓谷一周は3時間40分でした。
途中休憩5分位で、写真を撮りながらの森林浴有酸素運動!
駐車場に戻ると、クルマが増えています!
道の駅みとみで昼食をとり、次は「乙女湖」まで30Kmのドライブへ!
(2014.8.30)
【西沢渓谷市営駐車場(無料)】
※西沢渓谷入り口から一番近い公共駐車場です。