山古志村
山古志を訪れるきっかけになったのは、2013年5月に上野公園で開催された「えちご長岡・佐渡 広域観光フェア」です。
"ここは遊心の理想郷 山古志"というパンフレットに興味が湧き、今日に至ったのです。ホントは、長岡花火大会の日程で立ち寄りたかったのてすが、タイミングが合わず、秋にようやくといった感じです!
午前中の長岡市内観光の後、R17~新潟県道23号で山古志へ。
山古志村は、新潟県中越地震で孤立してしまったことは記憶に新しいですね。その後、山古志村は長岡市に編入合併して、現在は長岡市の一部となっています。
山古志とは、文字のごとく"山を越す"地域で、周囲は山に囲まれ、山の傾斜地に作られた棚田が有名です。
"美しき日本の郷の原風景"として、多くの人々を魅了しています。
さっそくパンフレットに記されている金倉山展望台を目指すも・・・
県道23号から生活道路のような狭い道に入った途端、地元のお仕事中の軽トラが行き交い、先日、北海道美瑛町の農家が観光客に迷惑しているというニュースを思い出しました。ちょっと恐縮してしまい金倉山展望台は断念し、県道に引き返しました。。
秋の収穫シーズンによそ者の観光客にうろうろされても迷惑でしょうからね(´д`ι)
とりあえず、県道23号、R291から望める風景を路肩に停車しながら写真を!
東京から200km程度の地に、このような山里が存在するのは感激ですね。
東竹沢のせき止め止め湖は、中越地震で土砂崩れによって芋川がせき止められ、上流の集落が水没してしまったところです。橋や道路がきれいに整備されています。(右上の写真)
山古志の一番の目玉スポット「中山隧道」に到着!
中山隧道は、R291の中山トンネル横に位置しています。
昭和初期に16年間の歳月をかけ、住民がツルハシで掘った隧道。岩盤と堀り人たちの壮絶な闘いを感じとれます。
全長877m、日本一の手掘りトンネルです。
入口に設けられた電灯スイッチ。
「お帰りのときは消灯願います。」と書かれています。
入口から奥を見ると真っ暗で、豆電球のようなものが点いていました。
電灯スイッチを入れてみると、今点いていた豆電球が消えてしまいました(;´Д`A ```
なぬっ!今までこの暗さで点灯状態だったのか!
すかさず、ONに戻しました。
駐車場にはクルマが1台も駐車されていないので、トンネルの中は誰もいないのでしょう!
人が中に入っていたら、暗闇になってしまうので、ホントたまげますね。
隧道の中入ってみました。ひんやり洞窟の中みたい!
途中に横穴もありました!
豆電球は50m位の間隔なのか、全然暗くて歩き難いです。
この状態で片道877m×往復はちょっと自信がなくなり、途中で引き返してきました。
誰かに電灯をOFFにされたら、全く動けなくなるし・・
ここは懐中電灯、最悪でも灯りの点せるライターなどを持って入らないと恐いように感じます!
ちょうど中山隧道を後にしようと駐車場で写真を撮っていると、観光客が増えてきました。
その後、中山隧道の出入り口から、つなぎを着た本物のライダーが出てきました。
この人、一番先に来てトンネルの中に入っていたのね。
先ほどの電灯スイッチのOFF/ON、2秒位の消灯でしたが、申し訳ないことをしました(;´Д`A ```
よく見回してみると、1台のバイクが駐車場の外(国道沿い)に停まっていました。。
次は、六日町に移動して、魚沼スカイラインへ!
(2013.9.22)
【リンク】
山古志オフィシャルサイト