関東周辺のドライブ&トレッキングReport

御前山のカタクリ観賞

奥多摩湖&周遊道路の桜と御前山のカタクリを同時に楽しめる季節が到来しました!
といってもカタクリは、4月18日では時期がまだ1~2週間早かった様子でした・・。標高差があるので、温暖な一部のエリアで開花しています。
御前山は、奥多摩三山のひとつ(他は、大岳山、三頭山)で、絶滅危惧類に指定された貴重なカタクリの自生地でもあります。

御前山のカタクリ

【駐車場】

八王子ICで降りて、R411で奥多摩湖へ。
御前山はいくつもの登山口がありますが、クルマで訪れる際は奥多摩湖(小河内ダム)の「奥多摩 水と緑のふれあい館駐車場(無料)」が広くてきれいなので利用しやすいですね。

7:45 駐車場到着

観光地で屋根付の無料駐車場とはなんて贅沢!しかも隣の駐車スペースとの境もU字の白線でしっかりペイントされています。

奥多摩水と緑のふれあい館(小河内ダム)駐車場奥多摩水と緑のふれあい館奥多摩湖と駐車場の桜奥多摩湖

【山歩き】

8:00 御前山に向けてハイキング開始!

行程は、次の通りです。
●奥多摩湖(小河内ダム)の駐車場~サス沢山~惣岳山~御前山の往復
●歩行距離9.2km
●累計標高+1,125m&-1,125m。

辺りはヤマザクラが開花中です!

↓小河内ダム堤頂部の通路上から前方右手に、これから目指す御前山が!

冷静に観察すると、尾根の角度が45度位でまっすぐ頂上に伸びています(゚∀゚;)

小河内ダム堤頂部の通路ドラム缶浮橋の構造展示物

久しぶりの山歩きで、大ブナ尾根の急斜面は堪えます。

御前山登山口急登の大ブナ尾根

サス沢山から奥多摩湖の眺望↓

サス沢山から奥多摩湖の眺望

平坦な通路と急登が繰り返します(;´Д`)ハアハア

大ブナ尾根1大ブナ尾根2ネコ岩(*´Д`*)大ブナ尾根3

10:30 惣岳山 山頂到着。

惣岳山 山頂惣岳山からの分岐道標

山道脇にカタクリの花がちらほら現れてきました。
しかし、時期早なので、見つけることが困難な程咲いていません。

山道脇のカタクリの花保護ネット

11:00 御前山 ヘトヘト状態で山頂到着!

御前山 山頂

約1時間、ランチタイム。

頂上では、レジャーシートを広げて大勢のハイカーがランチ中です。ベンチもいくつか設置されています。
サス沢山で(;´Д`)ハアハアしているときに、どんどん先に行かれた健脚山ガールが既に食事を終えている最中でした。
ここで、ベンチで隣り合わせたおっちゃんに『すごく疲れた』なんて話したら、奥多摩湖から御前山に登る大ブナ尾根は、急登で有名なんだヨ!って教えてくれました。
今回、安易なコース選択でした。。
どうりで、辺りのハイカーも高尾山にいるタイプとは別格なマニアの匂いを漂わせた人が多く感じたのは、そのせいだったのだ。
トレーニングに訪れているって感じですね。

御前山山頂のベンチ御前山からの眺望

12:00 カタクリを見つけながら下山開始!

急坂1急坂2

↓カタクリ発見!

カタクリの花

カタクリの花2カタクリの花3

カタクリの花4

カタクリは、わずか10cm程度の小さな植物です。
これを撮影するには、地面すれすれでシャッターを切ります。
遠くからカタクリを撮影している人を見ると、地面に這いつくばっている姿から、事故でも起きたかのかと勘違いしてしまう一幕があります。
近寄ると、あぁカタクリだ!まぁ、これが御前山の春の風物詩なのでしょう。
ライダーもそんなアングルで撮影して、肩や腰がコリまくりです。

ここで、一句。

『御前山 カタクリ撮りに 肩コリに・・』

(´エ`;)

下山中の大ブナ尾根三葉ツツジ小河内ダム展望広場小河内ダム展望広場の休憩所

14:30 無事に登山口帰還。

小河内ダム登山口付近の園地小河内ダム園地からの眺め

【お花見ドライブ】

15:00 奥多摩湖を後にして、奥多摩周遊道路へ。
道路脇に咲く桜を楽しみながら、ノロノロドライブ。
後続車は、ハザードつけて抜いてもらいます。

奥多摩周遊道路桜が咲く奥多摩周遊道路

月夜見第一駐車場から先ほど登った御前山(右上)を望む!

月夜見第一駐車場から御前山を望む

目的がカタクリ観賞(撮影)だけなら、奥多摩周遊道路の月夜見第二駐車場(標高1,089m)に停めて、惣岳山までつながっている小河内峠を歩いて行くのがよいと思います。

上の写真で、「10:30 惣岳山 山頂到着」の道標のある分岐地点に第二駐車場からサクッと歩いていけます。
奥多摩周遊道路は夜から朝まで通行規制により進入できないのでご注意を!

» 奥多摩周遊道路交通規制

(2015.4.18)


【関連レポ】

カタクリ撮影で訪れる場合、メインスポットの山頂周辺のカタクリ群生地は山道からやや離れた保全ネットの奥にたくさん咲いているため、ズームレンズでも撮りにくい印象です。
御前山北側の奥多摩体験の森の群生地なら至近距離まで寄れます。

» 栃寄~御前山 奥多摩体験の森トレッキング


【リンク】

» 奥多摩町 - 観光用パンフレット (広域の詳しい地図PDF)

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