木下沢梅林から東尾根で景信山
八王子市にある高尾エリアの景信山に行ってきました。
何度も訪れているお気に入りの景信山ですが、今回初めて東尾根を歩きました。東尾根とは、登山地図に記載されていない知る人ぞ知る登山道。
東尾根では高尾山の近くとは信じられない程、人の気配がなく、静かな山歩きが楽しめました!
【コース】
日影沢駐車場→木下沢梅林→東尾根で景信山→城山→城山東尾根で下山→日影林道→日影沢駐車場
【駐車場】
日影バス停そばの日影林道入口駐車スペースを利用。
7時過ぎに到着した時点で、10数台分のスペースは8割位埋まっていました。
これまで冬場しか利用したことがないので、いつも閑散とした印象しかない一角ですがハイキングシーズンは人気ですね。
しかしこんなにも深緑の場所だったとは驚きです!
【東尾根の登山口】
日影林道入口からバス通りに戻り、徒歩10分位で木下沢梅林に到着。
↓砂利道左手が駐輪場兼臨時駐車場
登山口は、駐輪場兼臨時駐車場の広場奥にあります。
日本道路公団の管理地なのでしょうか。
【2022年2月追記 / 登山口の様子】
2022年2月現在、登山口は工事中のバリケードが設置されています。
左の写真は、木下沢梅林前の立ち入り禁止と書かれたバリケードの様子。
右の写真は、バリケード内の通路。下山してきた登山者等に向けて、迂回路の案内が貼ってあります。
バリケードを開けたら、しっかり閉めるよう、注意書きも書かれていました。
【静かな東尾根】
小刻みに九十九折りで急登!
山道は整備が行き届いている!
U字溝の通路と合流!
U字溝の先(谷間)は、中央道。クルマの走行音が響きます。
振り返ると、あっという間に標高が上がり!登山口付近とU字溝の先に現れる急坂を過ぎると、後はなだらかな尾根歩き。
山道はトレースがしっかり!歩きやすい!
この山は、八王子市の森林再生間伐事業地。
お休み処!
お休み処には、小さなイスとテーブルが!
これは、誰に向けて設置されたものなのでしょうか。林業従事者用なのかな?
木漏れ日を浴びる快適な山道!
一般登山道が見えてきた↓
ここまで誰一人と合いませんでしたね・・
【景信山】
小下沢林道からの一般登山道との合流地点"ザリクボ分岐"。
↓奥に見える山道が東尾根の今歩いてきた道。道標には記されていません。
一般登山道は、幅も拡大して開放的!
新緑に包まれた空間は陽射しも柔らかく、とても気持ちよい!
景信山到着!
モミジと売店
景信山から小仏城山を望む。
↓電波塔の立っている矢印のところが小仏城山。これから向かいます!
【小仏城山】
景信山から城山へ向かう途中、東尾根を望む。
小仏城山到着!
小仏城山の紅いモミジと売店。
暑いのにおでんを!
名物巨大かき氷を食べている人が多いようですね。
城山の茶屋で昼食後、高尾山まで歩き「いろはの森コース」で下山するのがいつもの定番コースなのですが、この城山で下山することにしました。
その理由は、山道ですれ違う人の数が多く、普通に挨拶いただく人も多いから私も目が合えばこちらから"こんにちは"と挨拶していたのですが、高尾山域と特徴ともいえる無視率がハンパなく、一人で歩いていてだんだん疲れてきましたね。
この先更に人が増えるだろうと予測して、高尾山まで足を運ばないことにしたのです。
【小仏城山から旧バリエーションルートで日影に下山】
これまで地図上には一般登山道として記されていなかった日影沢林道に沿ったバリエーションルート(城山東尾根)が存在します。しかし、このルートも今はしっかり一般登山道に変わったみたいですね。
↓旧バリエーションルートの取り付き(城山から舗装路を5分位下った所)
快適な山道!メジャールートに格上げされた影響か、人の姿がちらほら・・。
しかし、先ほどの縦走路に比べると断然静かな森ですね。ほぼ無人状態!
山道は、日影林道の駐車スペースに近い地点までつながっています。
↓最後に日影林道に出るために渡渉
日影林道から見た旧バリエーションルートの登山口
12:00 駐車地帰着!
天気予報通り、午前中は気温15度程度でしたが、お昼ごろから20度を超えてくるので、下山中、汗が噴き出してきましたね。
早めに帰着して正解でした!
(2018.5.27)
※2024.4.15誤記修正 / 誤:日影沢林道 → 正:日影林道
※景信山の景信茶屋青木は2024年4月現在、城山の春美茶屋跡地に移転したため閉鎖されています。
【動画レポート 2024年作成】
いろはの森から高尾山~景信山~東尾根で下山する時計回りルートの初心者向け解説動画を作ってみました!
(補足)
- エスケープルートで日影林道を紹介していますが、林道は車両通行止めのゲートが閉まっているため、自力で歩く必要があります。タクシー等、一般のクルマが通ることはできません。
- 城山の東尾根は渡渉箇所があるため、大雨の翌日等のタイミングによってはずぶ濡れになる可能性があります。
- 近年、景信山東尾根の取付きは中央道の工事で進入禁止扉が設置されているため、小下沢林道側から入山できません。下山では山側から扉を開けることは可能です。
- 小下沢ルートも近年林道工事で通行規制(日曜日のみ開放)が続いているため、事前に要確認です。
●関連レポ
景信山にナメコうどんを食べに行ってきた!!(2022.02.27)