日の出山から武蔵御嶽神社
2015年の初出動は、東京都青梅市の武蔵御嶽神社へ。
数ある御岳山のハイキングコースのなか、柿平園地から日の出山の参道で武蔵御嶽神社へ向かいました。
行程は、日の出山→武蔵御嶽神社→長尾平→天狗岩→七代の滝。(歩行距離8.3Km)
【駐車スペース】
昨年の秋に「ロックガーデン～大岳山」に訪れた際に発見した林道御岳線の柿平園地の路肩にクルマを駐車。
ここは広々した舗装路にも係わらず、マイナーな登山口のようなので、満車になることはなさそうですね。養沢鍾乳洞が閉鎖されている影響もあるかもしれません。
【日の出山へ】
9:30 山歩きスタート！
山道は、とても歩きやすく整備されています。
巨大な岩にもしっかり階段が・・・城跡のような通路！
尾根に出ると、パッと景色が開けます。
それもそのはず、本来視線を遮るはずの樹木がバッサリ伐採されているからです。もしかして人間様の花粉対策植替え事業か?
"もののけ姫"的視点で見ると、森が放つ花粉も人間に対するタタリかもしれません(*´Д`*)
人の往来が多い山は、木道や石段を整備しないとどんどん荒廃してしまうから、むき出しの木の根をみたりすると、一定の環境保護活動は必要なんだと感じます。
10:40 日の出山 山頂到着！
頂上は見晴らしが最高！奥多摩、秩父の山並みや関東平野が一望できます。
「日の出山」の由来は、御岳山から見て日の出の方向になるため、"日の出山"だとか。
このことからも、御岳山の武蔵御嶽神社が基準となっていることがうかがい知ることができます。
山岳信仰の武蔵御嶽神社への参拝は、日の出山の参道から苦労して訪れることに意義がありそうです。
日の出山山頂を少し下り、山道の鳥居をくぐって武蔵御嶽神社へ。
【武蔵御嶽神社】
武蔵御嶽神社は、御岳山山頂に山岳信仰の霊場として鎮座。
11:40 武蔵御嶽神社拝殿到着！
おいぬ様の神社だけにワンちゃんづれの参拝客が大勢訪れています。
可愛い小型犬がリードにひかれてチョロチョロしているので、陽気な雰囲気が漂う神社です。
国宝の大鎧を奉納した武者「畠山重忠像」と奥には宝物殿↓
宝物殿は、国宝から国重要文化財、重要美術品、東京都の重要文化財など貴重な物品が多数展示されているようです。
参拝を終えたら、昼食の場所を求めて長尾平へ。
【長尾平】
長尾平は、武蔵御嶽神社から5分ほど下った場所にある広場です。
観光情報でも定番の休憩スポットで、売店やトイレもあり、ベンチもいたる所に設置。
長尾平の入口付近から観光客がランチで賑わっているなか、先端の展望台まで行ってみました。
テーブルやベンチが整備されていますが、レジャーシートを広げて、ごろんとするのもアリなロケーションですね。
左手に見える山は、午前中に登った日の出山！
展望台のさらに先にあるファーストクラスのテーブルが空いていたので、すかさず着席。
カップラーメンにオニギリとパン・・・炭水化物ばかりの不健康そうな昼食と、熱々のコーヒーを注ぎ、しばし休憩を。
気がつけば一時間。
特等席のテーブルも後から来る人たちに譲ったほうがよさそうなので・・・
そろそろミックスナッツを食べてリターンしましょうか(´д｀ι)
次は、天狗岩、七代の滝に立ち寄ります。
【天狗岩】
前回訪れたときは、大岳山に向かう目的があったため、ここはそっとスルーしましたが、本日、天狗岩に登ってみました。
この岩は、遠くから見ると天狗が上を向いたような形をしているので、天狗岩と名づけられています。
岩の上には、天狗の銅像が↓
奥の高い岩にも、もう一体の天狗様がこちらを見ています。
急斜面と木の根のトラップに気をつけながら真横に移動・・・
近くで拝ませてもらうために、命がけで絶壁の岩をよじ登ります((;ﾟДﾟ))ブルブル
実は足元は歩きやすい段差のある岩なので、コケたりしなければ、谷底に落ちることはありません(ﾟДﾟ;)
観光スポットにしては危険と隣り合わせで、気がぬけませんね。
【七代の滝】
天狗岩から、鉄階段を下りると七代の滝。
ロックガーデンの清流が下流に集められ、七代の滝へとクライマックスを迎えます。
長い年月を経て、水流によって岩が丸く削られた天然の芸術作品。
七代の滝を満喫したら、林道御岳線で柿平園地に戻ります。
林道御岳線の途中には、クルマ7～8台程停められる広場を発見。バーベキュースポットか?
トコトコと林道を歩くこと40分。
14:40 柿平園地帰着！
主要ポイントの柿平園地、日の出山、御嶽神社、長尾平には、しっかり管理されているトイレが設置されているので、冬場にはお勧めのコースです。
(2015.1.11)
【リンク】
